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ギガが減る
ってすごい表現だよね。まあ僕が少し若い頃のパケ死みたいなもんか。
スマホの通信プランがこの数年で激変しました。僕は今のところドコモユーザーですが、その通信プランには少しばかり戸惑いを隠せていません。
MMD研究所による高校生スマートフォン利用実態調査(2016年10月)において、「スマートフォンで普段していること」という調査項目によると
- 4位:動画をみる(76.5%)
- 12位:動画や音楽のダウンロード(38.9%)
- 19位:動画を投稿する(11.6%)
参考 高校生スマートフォン利用実態調査から見える光と闇:MMD研究所
と、スマホ通信の中でも比較的容量を要する項目がけっこう多いなあと感じました。そりゃギガも減るわな。
特にデータのダウンロード等、大容量通信を必要とするものはWi-Fiを使えばいいのにと思う反面、スマホがあるからパソコンは要らないという世代でもあるからか、自宅にWi-Fi環境がないのではないかと思った次第です。
年代が中高生くらいなら親世代はどんなに若くとも30代前半、中央値は40代後半くらいでしょう。そのくらいの年代だと、ちょうどパソコンにも疎いことが多いため、親子揃ってWi-Fiは難しいもの、よくわからんから大容量シェアパックでええやろと深く考えずに選択しているのかもしれません。
本当にそれでいいですか?
家にWi-Fi環境を整えさえすれば、無駄な通信費を削減することができますよ。
というわけで、ドコモユーザーの僕が、自宅に簡単にWi-Fi環境を整えられるドコモ光について解説するよ。
ドコモ光はドコモが提供する光回線だよ
ドコモ光はドコモが提供する光回線です。「ドコモ」と名がつくためか、ドコモユーザーだけが利用可能な光回線と思われがちですが、他キャリアのスマホユーザーであっても利用することができます。
ただ、ドコモ光の恩恵はドコモのケータイ、スマホユーザーに最適化されているため、他キャリアユーザーが受けることのできる恩恵といえば、若干安くなる可能性がある程度のものです。イメージ的には月に2本分缶コーヒーが買える程度。
ドコモに乗り換える予定がないという場合は、自分が契約しているキャリアが提供している光回線を契約する方がメリットを感じられるでしょう。
契約キャリアがauならauひかり
契約キャリアがソフトバンク、ワイモバイルならソフトバンク光
という選択肢をとっておけば損したと思うことはないでしょう。
ドコモユーザーがドコモ光を利用することで受けられるメリット
さて、ドコモユーザーのみなさん。今自宅のインターネット回線は何を使われているのでしょうか。フレッツ光? BBIQ?(九州おなじみ) その他大勢? もしかすると光回線をひいていないってお宅もあるかもしれませんね。
今のスマホの通信プランって、そのデータ容量もけっこうすごいですもんね。そりゃスマホだけでも割と事足りてしまうのかもしれません。でもさ、ぶっちゃけ高いよね。
ドコモの通信プランをファミリータイプとお一人様タイプでそれぞれ、契約年数別で確認してみました。
<ファミリータイプのプラン>
パケット定額プラン | 通信容量 | 定額料金 | 契約年数4年 | 8年 | 10年 | 15年 |
---|---|---|---|---|---|---|
シェアパック5 | 5G | 6500円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 |
シェアパック10 | 10G | 9500円 | -400円 | -600円 | -800円 | -1000円 |
シェアパック15 | 15G | 1万2500円 | -600円 | -800円 | -1000円 | -1200円 |
ウルトラシェアパック30 | 30G | 1万3500円 | -600円 | -800円 | -1000円 | -1200円 |
ウルトラシェアパック50 | 50G | 1万6000円 | -800円 | -1000円 | -1200円 | -1800円 |
ウルトラシェアパック100 | 100G | 2万5000円 | -1000円 | -1200円 | -1800円 | -2500円 |
<お一人様タイプのプラン>
パケット定額プラン | 通信容量 | 定額料金 | 契約年数4年 | 8年 | 10年 | 15年 |
---|---|---|---|---|---|---|
データSパック | 2G | 3500円 | – | – | – | -600円 |
データMパック | 5G | 5000円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 |
ウルトラデータLパック | 20G | 6000円 | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 |
ウルトラデータLLパック | 30G | 8000円 | -200円 | -400円 | -600円 | -800円 |
割とみんな、メチャ通信してる
ひとりで1ヶ月20GB、30GB使うってどんな使い方すれば…って思ってたけど、どうやら僕が間違ってたみたい。電車通勤してるとさ、やっぱりみんなスマホいじってるわけ。で、別に覗く気はなくとも目に入ることってあるじゃん?
そうするとさ、割とみんな動画見てるわけさね。YouTubeだったりHuluだったり。それもわりとガンガン見てる。
で、電車の中で見てるくらいなんだから家でもバリバリ見てるハズさね。もし家でもWi-FiじゃなくLTEで通信してるとしたら…。そんな使い方毎日のようにやってたら10GB/月じゃあ足りなさそう。
ドコモユーザーがドコモ光を契約した場合
まずはスマホの通信プランのことは考えずにドコモ光のタイプと月額料金を確認しておきましょう。
マンション | 戸建 | |||
---|---|---|---|---|
プラン | 2年縛りあり | 2年縛りなし | 2年縛りあり | 2年縛りなし |
タイプA | 4000円 | 5000円 | 5200円 | 6700円 |
タイプB | 4200円 | 5200円 | 5400円 | 6900円 |
単独タイプ | 3800円 | 4800円 | 5000円 | 6500円 |
ドコモ光ミニ | なし | なし | 2700〜5700円 | 4200円〜7200円 |
タイプA、タイプBで利用する場合は、プロバイダ料金を含んでこの料金が基本となります。
ちなみに…タイプA、タイプBにタイプするプロバイダは以下の通りになっています(17年6月25日現在)
タイプA | ドコモnet・plala・So-net・GOMとくとくBB・andline ・excite・Tigers-net.com・U-Pa!・BIGLOBE・DTI ・エディオンネット・SYNAPSE・TiKiTiKi・楽天ブロードバンド・@ネスク ・01光コアラ・ic-net・hi-ho |
---|---|
タイプB | @Tcom・OCN・@nifty・TNC・AsahiNet ・WAKWAK・@ちゃんぷる |
単独タイプ、ドコモ光ミニの場合は別途プロバイダ料金が必要となるため、あまりこの2つのタイプを選択する理由はないでしょう。ドコモ光ミニのプランって、昔のケータイの二段階定額みたいなもんだけど、基本家で光をつかって下限料金を超えないようにおさえて使うなんてこと、普通に使っていては不可能です。
タイプAまたはタイプBで契約することをおすすめします。
で、ドコモユーザーが自宅回線にドコモ光を契約するとどんなことがおきるかというとドコモ光セット割が適用されます。
<ドコモ光セット割、ファミリータイプの場合>
プラン | マンション | 戸建 |
---|---|---|
シェアパック5 | -800円 | -800円 |
シェアパック10 | -1200円 | -1200円 |
シェアパック15 | -1800円 | -1800円 |
ウルトラシェアパック30 | -2000円 | -2000円 |
ウルトラシェアパック50 | -2400円 | -2500円 |
ウルトラシェアパック100 | -3000円 | -3200円 |
<ドコモ光セット割、お一人様タイプの場合>
プラン | マンション | 戸建 |
---|---|---|
ケータイパック | -500円 | -500円 |
データSパック | -500円 | -500円 |
データMパック | -800円 | -800円 |
ウルトラデータLパック | -900円 | -900円 |
ウルトラデータLLパック | -1100円 | -1100円 |
ドコモ光セット割が適用されると、その分だけ月々のケータイ料金から割引されるというわけ。
例えばシェアパック15を契約しているドコモ10年の家庭なら「ずっとドコモ割」で1000円、「ドコモ光セット割」で1800円の計2800円が引かれる計算です。
家での通信を抑えるならやっぱり自宅に光回線があったほうがいい
自宅に光回線があれば自宅じゃあずっとWi-FiでOKってことになります。極端なことをいうと、これまで家でも外でも消耗したデータ通信容量から家で通信してた分が差っ引けるわけだから、例えばこれまでシェアパック30使ってたファミリーがシェアパック10くらいにプランを変更しても月々の通信容量はギリギリオーバーするかしないかくらいに抑えられる可能性が出てくるわけです。
先の例で計算すると…
<今まで>
ウルトラシェアパック30(契約年数15年)の場合は1万3500円-1200円=1万2300円/月
<ドコモ光をいれてパケットプランを変更>
シェアパック10(契約年数15年)の場合は9500円-1000円-1200円=7300円/月
通信面だけ見ると、5000円安く利用できるようになるわけですよ。家では完全Wi-Fiに切り替えれば、家での通信はどれだけ使っても追加料金なんて必要ないですからね。十分節約効果を得ることができるでしょう。
既に自宅に光回線がある場合でも安くなる可能性のほうが高い
先の例では自宅に光回線をひいていないケースの話でしたが既に他所の光回線ひいてるよってケースでも、トータルで見ると安くなる可能性が高くなります。
セット割の割引額はスマホのパケット定額プランに依存し、それに加えてドコモの契約年数によって「ずっとドコモ割」の割引額が異なってきます。ドコモ歴が長ければ長いほど、ケータイ料金+光回線の料金が、ドコモ光に切り替えることで安く抑えることができます。
ドコモ光をお得に契約するなら
ドコモ光を契約する、自宅の光回線をドコモ光に切り替える際、ドコモショップで契約を行うこともできますが、その場合の特典はdポイント1万ポイント(またはdTVターミナル+5000ポイント)のみ。ショップ経由の新規契約・回線切り替えではキャッシュバックサービスはありません。
せっかくドコモ光の契約を検討しているならば、dポイントに加えて、できればキャッシュバックが受けられたほうが得した気分になるよね。
ドコモ光キャンペーンサイト からドコモ光の新規契約・切替を申し込むことで、dポイント1万ポイントはそのままに、最大5000円のキャッシュバックを受けることができます。
せっかく得することを考えているなら、余すことなくお得にドコモ光を契約・切り替えしちゃいましょう。
今回の教訓
我が家はドコモ光歴が2年目となりました。我が家の場合はドコモ光運用前がフレッツ光だったため、光回線の切り替え転用だったわけですが、切り替えまでにやったことは、転用承諾番号を取得するだけでした。難しいことは不安という場合でも、お申込みフォーム入力後の折り返し電話で必要なことを指示してくれるので、難しいことは一切ありませんでしたよ。
また、利用開始時に難しい設定なんかもまったくなかったため、すぐに利用を始められたというのも僕がドコモ光を選んだ大きなポイントでした。