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不注意とはいえ気をつけなくちゃいけませんよ、マジで。
我が家はハムスターを2匹、そしてポメラニアンを1匹飼っています。僕は大の犬好きで、毎日のように甘やかしているんですが、そんな我が家のアイドルに緊急事態が生じてしまいました。
その緊急事態とは誤飲。
犬を飼っていたら鉄板ともいえるあるあるネタですが、今回は状況判断を誤っていたら最悪手術の可能性も十分ありえた事例なので、我が家の他に新米愛犬家が同じ状況になったときに焦らないいように紹介したいと思います。
妻パニックの現場はまさにカオスな世界
これは単純なる愚痴となってしまいますが、どうして女性というのはこうもパニックたる状況に陥ったときに、連絡する優先順位を誤ってしまうのでしょうか。
今回は我が家のポメが誤飲したことについて会社で絶賛仕事中だった僕に連絡してきました。
内容としては以下のような流れ。
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”04.png” name=”妻”] パパ大変ココがコットン丸々1枚食べちゃった[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”02.png” name=”元祖空閑”] 大丈夫なん?
[/speech_bubble]
そこからしばらく返信がこなかったこともあり、とりあえずということでネットで同じ事例がないか検索してみることにしました。
すると、けっこう恐ろしいことが書かれているではありませんか。
小型犬の似たような事例を送ってみても、それに対する応答はなし。
もしやこれは妻がパニックになってるパターンかと思い電話してみると案の定。
ただ、ネットの情報を過信してはいけないということは、welqおよびDeNAパレットの面々が再確認させてくれたこともあり、獣医に状況を説明して判断してもらうよう助言しました。
しかし、ネットの情報の取捨選択が甘い妻は、先に送ったネットの事例ですでに冷静な判断を下せる状況下にないのです。
このことに関しては僕のミスではありますが、そうこうしているうちに時間だけが過ぎていくことを危惧した僕は、妻に代わって伝聞情報のみながら行きつけの動物病院に電話をし、助言をいただくのでした。
ネットで調べるよりも獣医の助言が最も重要
ネット上で情報収集するだけで、あらかたのことが知れてしまう便利な世の中ではありますが、すべてが真実であるわけではないということは先にお伝えした通り。
ネットで情報を探すとき、それが本当かどうか判断する1つの目安は「経験談・体験談であるかどうか」です。
まあ、これも体験風に書くのがうまい輩がいる以上は絶対とは言えませんが目安として取捨選択の一役くらいは担えるでしょう。
さて、本題ですが動物病院に電話で状況を説明したところ、以下のような助言をいただきました。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”02.png” name=”元祖空閑”] うちのポメがコットンを飲み込んでしまったようなのですがどうしたらいいでしょう[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”01.png” name=”獣医師”] コットンの大きさはどれくらいですか?
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”02.png” name=”元祖空閑”] 化粧落としに使う感じのもので3×5cmくらいのようです
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”01.png” name=”獣医師”] うーん、判断に迷うところですね、そのままでもウンチと一緒に出てくるんじゃないかと思いますが心配なら病院まで来ていただければ吐かせる処置はしますよ
[/speech_bubble]
とのことだったので、ひとまずは様子を見てみると伝え、その内容をそっくりそのまま妻に伝言リレーしたのであります。
まあ、急いては事を仕損じるとはよくいったもので、ひとまずは落ち着きを取り戻すのに十分な言葉だったよう。
事態はそう簡単ではなかった。戦慄の着信が鳴り響く
さて、ひとまずは様子見かと一安心したのもつかの間の休息に過ぎず、再び僕のプライベートなスマートフォンがブルブルと震え、それが着信であることを伝えてきます。
ディスプレイに表示されたその名は動物病院からではありませんか。
緩んだ緊張感再び引き締めるのにさほど時間もかからず通話ボタンを押し、すぐさま会話がスタートします。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”02.png” name=”元祖空閑”] もしもし[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”01.png” name=”獣医師”] 先ほどのお電話の件ですが、念のためココちゃんの手術を担当した獣医に確認したところ、ココちゃんの腸は小さめのため、コットンが胃から腸に移動してしまうとウンチが詰まってしまう可能性があります
[/speech_bubble]
とのこと。我が家のココは食が細いこともあり、なんとなく電話が震えた時点で想像ができてはいたものの、やはり様子見と悠長なことは言ってられないなと認識した次第であります。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”02.png” name=”元祖空閑”] 詰まるってことは最悪手術ということもありえますかね[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”01.png” name=”獣医師”] そうですね、絶対大丈夫だと言い切れない以上は最悪手術して取り出すことになる可能性もゼロではありません
[/speech_bubble]
という回答を得て、僕は再び妻へ電話し、早急に動物病院に連れていくことを指示したわけです。
まだ胃にコットンがあることを祈りつつ、動物病院に連れていき、レントゲンで見てもらった結果、時すでに遅しといった具合で見事に胃には何も映らずコットンは腸へと旅立っていたのでした。
ココがコットンを飲み込んでからここまでの経過時間は約2時間半、まだ腸について間もない可能性が高いということでひとまず吐き出すかどうかはわからないけれどと前置きされた上で、吐かせる処置をしてもらうことになりました。
妻は待合室で待っている間、手術が必要ということになったらどうしようと気が気でなかったようです。
結果的にその判断が正しかったようで、無事にコットンをまるまる吐き出したとのことで事なきを得たのでした。
たっか!
さて、ここからは家計の問題になるわけですが、動物病院って処置だけでもけっこうなお値段がかかるわけですよ。
その額おいくらだと思います?
たっか!
たった1つのコットンを吐き出すだけでこのお値段、我が家の家計にジワジワと効いてくるボディブローのよう。
とはいっても、開腹手術となったらこんな金額じゃあ収まらないわけで、この金額で済んだだけ良しと考えなければいけません。
もしかするとしばらくすれば自分で吐き出していた可能性もなきにしもあらずですが、飼い主としてはいち早く不安要素は払拭しておきたいもの。動物病院へ連れて行くという選択肢が間違っていたとは思いません。
ペットの誤飲誤食を防ぐために気をつけるべきこと
ペットが誤飲誤食をしてしまう原因は十中八九室内がそういう環境であるということです。
今回のケースは息子がコットンを落としたことが原因ですが、子どもの手の届く範囲にそんなものを置いていた親が悪いと言わざるをえません。反省。
飼っているペットがどの程度のサイズかにもよるところが大きいですが、口に簡単に入ってしまうサイズのものは床におかないようにしましょう。
また、食べ物なんかは人間にとって害のないものがペットにとっては有害なんてこともよくあることなんで、特に小さな子どもがいる家庭なんかでは注意しておかないといけません。
[table id=5 /]僕が学生の頃、実家には5匹のチワワと1頭のラブラドールを飼っていて、食べちゃダメといわれるものに関しては知っているつもりになっていましたが、改めて調べてみると意外にも知らなかったものがあったり。
改めて気をつけておかないとなと思った次第であります。
吐かせるために塩を飲ませることは問題ないのか?
注意していても、それでもパクっと誤飲誤食してしまう可能性はゼロではありません。
もしペットが誤飲誤食してしまった場合に、無理やり吐き出させるために多量の塩をなめさせることも方法としてあります。
しかし、その方法を選択する場合は、口に含ませる塩分量には注意しておかなければなりません。自分で処置を行うにしても、必ず電話で獣医の指示を聞いて行うようにしましょう。
犬が口にしてはいけないものを口に入れたときにすべき行動
犬の行動が怪しいと思ったら、変なものを口に咥えようとしていた、または咥えている最中だったなんてこともあるかと思います。
我が家のココちゃんは自分のおもちゃ以外のものを咥えるとき、怒られないかな〜と僕や妻をチラ見して隠れるように持っていくのでわかりやすいといえばわかりやすいほうですが、犬の性格によっては素早く口にしてしまうこともあるでしょう。
そんな光景を目にしたときに我々飼い主がとるべき行動はまず落ち着くことです。
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”03.png” name=”コッコ”] お前が今口にしているものに興味はないけど、こっちの方が面白いんじゃない?[/speech_bubble]
みたいな感じでゆっくり近づいていきましょう。
間違っても慌てて無理やり奪い取ろうとしてはいけません。そうすることで犬はかえって口にしているものを飲み込んでしまおうとしてしまうのです。
取られたらイヤなんでしょうね。そういうわけで、優しく近づいてそっと口から外す、別のものに興味の対象を移してあげるということが大事です。
今回の教訓
大事なペットが誤飲誤食で一大事とならないよう、普段から床に咥えそうなものを置かないように注意しましょう。また、もし咥えてしまい、飲み込んでしまったとしても落ち着いて行動できるようにしたいところです。
迷ったらまず動物病院に電話することが大事!素人判断だとより深刻な事態を引き起こしかねません。
確かに動物病院で処置をお願いするとなると痛い出費となりますが、手術となるとこれまたビックリ価格です。高い授業料だと思って溜飲を下げましょう。