この記事には広告が含まれる場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
2017年1月にホンダのザッツ(that’s)からトヨタの2代目シエンタに買い替えて早5年、当時7歳、5歳、0歳だった子どもたちもそれぞれ12歳、10歳、5歳と成長したことで、ちょっと2列目が窮屈に感じるシーンが多くなりました。
そろそろ買い替え時期な気がする…でも妻はなかなか首を縦には振ってくれません。きっと僕と同じような境遇にいるパパさんも多いと思います。参考までに僕が新型ヴォクシーへの買い替えについて妻が了承、ディーラーでの新型ヴォクシー注文にこぎつけた流れをお伝えします。
買い替え予定の新型ヴォクシー、納車予定は来年の秋以降
まずは今回我が家が注文した新型ヴォクシーとそのオプションについて紹介しておきます。
購入車種 | グレード | カラー | 価格 |
---|---|---|---|
新型ヴォクシー ハイブリット 7人乗り | S-Z | アティチュードブラックマイカ(218) | 3740000 |
選択したメーカーオプション | 価格 |
---|---|
TV(フルセグ)+CD・DVDデッキ | 74800 |
ETC2.0ユニット(VICS機能付) | 27500 |
BSM+SEA+FCTA+LCA+トヨタチームメイト | 255200 |
ディスプレイオーディオPLUS | 88000 |
小計 | 445500 |
選択したディーラーオプション | 価格 |
---|---|
TVナビコントローラー | 27500 |
電子インナーミラー型ドライブレコーダーTZ-D203MW | 91300 |
駐車監視常時電源 | 5981 |
オリジナルフロアマット | 52250 |
ガードコスメ | 82500 |
14型有機EL後席ディスプレイ | 158400 |
小計 | 417931 |
ざっとこんな感じです。オプションだけで86万円弱…。2列目シートにオットマンがついたり、シートヒーターがついたりするという快適利便パッケージ(High)は、そこまでしなくてもいいかなと思ったこととなどもあり付けませんでした。
およそ460万円弱、加えて税金等諸費用含むと490万弱になったこともあり、アワアワする場面もありましたがここからけっこうなお値引きいただきましたので、晴れて購入検討から注文という運びになりました。ちなみに注文したのが9月9日、納車予定は来年の秋以降になるとの見通しです。
我が家の家族構成について
新型ヴォクシーに買い換えるため、いかに妻を説得するかでありますが、その前に我が家の現在の家族構成について。
我が家は僕と妻、中学1年生の長女に小学5年生の長男、そして保育園年長さんの次男の5人に加え、6歳のポメラニアン、1歳のミニチュア・ピンシャーのワンコが2匹、そしてパンダマウス6匹(多分、でも最近チューチュー聞こえてくるから赤ちゃん生まれて増えてるかも)で構成されています。
どうやって妻の首を縦に振らせたのか 〜ヴォクシー契約までの道のり〜
我が家の家族構成を踏まえてという前提がありますが、夏季休暇や冬季休暇の際、我が家は実家に遊びに行くのが恒例となっています。人数が多いと公共交通機関での移動はそれだけで交通費がかさむため、基本は車です。我が家は神奈川県横浜市に家を構えておりますが、僕の実家は長崎、妻の実家は岩手とほぼ日本の端と端。移動だけでかなり疲れるわけです。
我が家ではペットらも一緒に移動するため、シエンタの3列目は基本つぶして家族の荷物置きと化しており、2列目に子ども3人とワンコ2匹が居座っているという状態です。そして積み重なった荷物の上にパンダマウスのハウスが鎮座します。ちなみに長男は車酔いも激しく、常々助手席の取り合いにもなります。
今夏は妻の実家である岩手県に帰省したわけですが、その帰路では妻が2列目に座ることに。子どもが大きくなったことでさすがに3人座れるとはいえ2列目に3人で長時間座っているということに心底疲れたそうです。特にミニチュア・ピンシャーなんか元気一杯なんで落ち着きなく動き回りますしね。
子どもが小さいうちは広々と使えていたシエンタですが、子どもが大きくなるにつれて長距離移動時は決してゆったりとは言えなくなってきたわけです(特に2列目)。
妻が不満を口にしたときがチャンス!その不満に猛烈に同意する
いくら僕が新型ヴォクシーいいなーとその良さを訴えたところで、その良さってなかなか口や動画では伝わらんものです。これまで不便さを感じていなかったわけですから。しかし、今回の帰省で妻もシエンタのキャパシティに不満を感じている様子を見せました。これはヴォクシーに買い替えたいと考えていた僕にとって追い風です。
だからといって「じゃあ、車買い替えようか!」といきなり核心に迫っても「そうだね、買い換えよう」ということにはならないんですよね。
そこで僕は、とにかくその不満に同意するという行動をとることに終始しました。「うんうん、そうだねー」「まあ、今よりは広いほうが移動も楽だよね」などなど、その不満を解消できそうな車があるんだけど…とは言わずにとにかく帰省から3週間ほど、”その気持ちは理解できる”というスタンスでいました。
ただ同意するだけでは足りません。もうワンアクションが必要だと思っていた僕は、付き合いのあるトヨタディーラーが2ヶ月に1回は洗車を無料でやってくれていることもあって、シエンタを洗車に行ったついでにノア・ヴォクシーの外装や内装をカメラに収め、いつでも妻に見せれるように準備をし、虎視眈々とシエンタと違って開放感ある2列目をもつノア・ヴォクシーのメリットについてプレゼンする機会を伺っていました。
ディーラー近辺で用事があるとき、「ついで」と称して「見るだけ」作戦を敢行
妻に対して車の買い替えをどう意識させるか機会を伺っていたところ、思っていたよりも早くその機会が訪れました。ディーラー近辺での用事です。用事で目的の場所に向かう途中、「ついでだし、帰りにちょっとディーラーに寄ってみない?」とお伺いを立てます。そこで妻がのってきたら作戦の第一段階はクリアしたも同然です。
妻が用事を済ませている間に僕はディーラー担当さんに連絡。担当さんは僕がノア・ヴォクシーへの買い替えを検討している、でも妻が首を縦に振ってくれないことを知っているので無理強いでない程度にきっと僕に助け舟を出してくれるはず。
妻も「まあ見るだけなら…」と了承したら、ウッキウキでディーラーへと車を走らせます。あくまで見るだけというスタンスで向かうものの、やはり展示車両を見るとテンション上がっちゃいます。
ディーラーまで足を踏み入れたら、展示車両を見てとにかく妻にノア・ヴォクシーを体験してもらうことが大事なことです。特に不満噴出だったシエンタの2列目シートとノア・ヴォクシーの2列目シートの快適さの違いを比較体験してもらうこと、そして3列目シートを収納したときの広さを知ってもらうこと。百聞は一見にしかずとはまさにこのことよ…。
どれだけ自宅でその車の魅力を伝えようと思っても、言葉だけではなかなか伝えることは難しいものです。しかし、モノが目の前にあって、実際に体験することができればその魅力は十分すぎるほど伝えることができます。
妻が「いいね、広いね」とポツリと一言こぼすようなことがあれば、さらに契約までの道のりは前進!僕は試乗を提案しました。なんだか自分がディーラーにでもなったかのように。
試乗に持ち込むことができれば契約までの道のりは大きく前進
2列目シートの快適性、3列目シートの使い勝手の良さがわかったところで、実際の乗り心地も体験してもらうべく試乗を提案します。女性というのはやはり、大きな車を運転することは怖いようで、僕の運転で新型ヴォクシーの乗り心地を体験してもらいます。
新型ノア・ヴォクシーは先進安全装備も充実していて、きっと女性でも運転してみればその凄さがわかるとは思いますが無理強いは禁物。ここは乗ってもらえただけで良しとしようではありませんか。
試乗中はとにかく静か。その静粛性にも驚くばかりでしたがなんといっても最も驚いたのは、アドバンスト パーク(高度駐車支援システム)でした。車が区画線に綺麗にまっすぐ自動でバックして駐車してくれる。これにはマジでビックリしました。
妻はバックが苦手で我が家のシエンタも左後方に傷があります。ヴォクシーはもっと大きいこともあり、いざ妻が運転するとなったときの懸念点としてバック駐車に不安を覚えていたのでしょう。
アドバンスト パークはもはやそんな妻の不安を吹き飛ばす一手となりました。
え?え?凄い!凄い!
とにかくこの機能に感動を覚えたらしい妻、僕が思っていた部分とは違うところに感動を覚えた様子でした。確かに凄いとなる機能だけど、まさかそこに感動するとは…と予想外の嬉しい追撃となりました。
この機能が決め手となったのかどうかはわかりませんが、今日は見学・試乗だけのつもりで訪れたディーラーで担当者の見積もり提案に、妻も乗り気になってくれました。
見積もり金額を見て現実に戻りかけるも担当者が粘りの値引きを見せる
先述した通り、見積もり時点で諸費用含め490万円弱という価格に現実に引き戻されるわけです。たけーよと。メーカー+ディーラーオプションで約90万円近いですからね。これを見たらいくら妻がノア・ヴォクシーの機能や広さに感動したとしても、首を縦にふるわけないですもん。
どうしても買い替えたい僕と買ってほしいディーラー担当者、2人の力を合わせて妻に「いいよ」と言わせるためにはこの490万円弱という金額を、ここからどれだけ小さい金額にできるか…なんですよね。
こればっかりはディーラー担当者に頑張ってもらうしかないわけですが、正直かなり頑張ってもらったと思います。絶対ネットでは言わないでって言われた(お約束みたいなもんですよね)から言いませんが、”かなり”です(ヒント:キリが良い数字になりました)。
シエンタ(ガソリン)の下取り査定を含めているとはいえ、僕もまさかそんなに値引きしてくれるとは正直思っていませんでした。
値引きっぷりの良さに、普段なら絶対うんと言わないであろう妻も思わず「それだったら欲しい」と即決させちゃうくらいの値引き額。の妻のまさかの言動に、僕も「え?いいの?」と思わず言ってしまうくらいの潔さでした。
ディーラーに行って3時間足らずで注文していた
ひとまず妻に新型ノア・ヴォクシーの良さを伝えることを目的とした今回のディーラー訪問でしたが、新型ノア・ヴォクシーの内装・外装とその特徴についておよそ1時間、試乗で30分、そしてオプションとその価格説明でおよそ1時間の約2時間半で買わない理由は見当たらないなということになり、妻のOKが出たこともあって注文する運びとなりました。
いやはや、妻を説得するためには長期戦を覚悟していただけに、予想外の好反応で注文手続きにこぎつけることができるなんて思ってもいませんでした。
いやーほんと、百聞は一見にしかずですよ。新型ヴォクシーを買いたいけど妻の反対でにっちもさっちもいかないとお嘆きのそこのご主人!僕はたまたま良い流れに乗れたことが功を奏しただけかもしれませんが、妻にいくら口で説明してもきっとこの先も埒は明かないことでしょう。
それでもどうしても新型ノア・ヴォクシーを買いたいと思うのであれば、ほんと”ついで”のタイミングを狙って夫婦でディーラーを訪れる機会を作りましょう。もちろん、ディーラーの担当者に事前にそのことを伝えておくと、色々と頑張ってくれるかもしれませんぞ!