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ちょっと感覚がズレてる気がするんだけど。
東日本大震災時、福島第一原発事故が原因で横浜市に自主避難してきた男子生徒へのいじめ問題をきっかけとして「学校生活あんしんダイヤル」といういじめ電話相談窓口が横浜市で開設されたようです。
自分も小学2年生になる娘がいる身、自分が子どもの頃はイジメがどうこうなんてこと、全然身近に感じたことはなかったけれど、子を持つ親となった今は案外敏感に反応してしまいます。
相談窓口開設から3日、相談件数3件は多いのか少ないのか
たまたまニュース記事を読んでいて知った横浜市の「学校生活あんしんダイヤル」という電話相談窓口の存在。
開設から3日間で相談件数は3件だったそうです。
平均すると1日あたり1件といったところでしょうか。それが多いのか少ないのかはわかりませんが平成29年1月1日現在の横浜市在住の小学1年生から中学3年生までの総数はやはりかなりのものなので、数字だけをみると個人的には少ないのかなあと思います。
年齢 | 男 | 女 | 総数 |
7 | 1万5736 | 1万5154 | 3万890 |
8 | 1万6111 | 1万5122 | 3万1233 |
9 | 1万6016 | 1万5151 | 3万1167 |
10 | 1万6193 | 1万5225 | 3万1418 |
11 | 1万5492 | 1万4767 | 3万259 |
12 | 1万6382 | 1万5539 | 3万1921 |
13 | 1万6765 | 1万5923 | 3万2688 |
14 | 1万6693 | 1万6447 | 3万3140 |
15 | 1万7264 | 1万6261 | 3万3525 |
良くも悪くもお役所って感じの対応だよね
僕は個人的に、いじめはなくならないと思ってます。学校単位で見ればなくすことはできるかもしれないけどね。
人間に好き嫌いという感情がある限り、ゼロにすることなんて絶対無理でしょう。
でね、相談窓口ができたという事実自体はとてもいいことだと思うの。いじめられっ子が相談するしないは別として。
そういうものが存在するっていう事実は大事。
でも、そういう相談窓口って24時間365日繋がってないと意味なくないですかねえ。
火曜〜金曜(9時〜12時、13時〜16時)
学校を通さずスクールソーシャルワーカーに電話で直接相談ができるというもの。時間外は留守番電話で対応
なんというか、これって開設したという事実に満足してない?
いじめられてるからって登校拒否してるとは限らないじゃない。ついでいうと登校拒否してたとしても、日中親がいると相談しづらいとか、あるんじゃないか? と思うわけですよ。
勝手なイメージではあるけど、そういった相談事って夜のほうがしやすい印象がある。親が寝静まったあと、聞かれないように、悟られないようにするんじゃあないかな。
いじめられてるって親に心配かけたくないじゃない。本当なら親に相談するべきなんだろうけど、それが難しいからそういった機関を頼りたいと思うんじゃあないのかな。
カナロコの記事によるとこのような記述があります。
林市長は「(件数が)少ない感じはする。時間の延長が課題になるかもしれない」
いや…なるかもしれないじゃあないですよ。それが課題。これじゃあパフォーマンスだとしか思えませんわな。
こんな感じで運営されるんだったら、既存の相談窓口のほうがまだ存在価値がありそう。
ちなみに神奈川県の場合は24時間子どもSOSダイヤルが24時間365日、3歳〜18歳までを対象にいじめに関する電話相談対応を行っています。
参考1 神奈川県相談窓口一覧
参考2 神奈川県立綜合教育センター
だけどやっぱ自殺はいかんよな。窮鼠猫を噛むじゃあないけど、それくらいの気概があればいじめられなくなりそうな気はするけどなあ。
いじめられた経験がないから、いじめられてる子らの気持ちを理解することはできんけど、一矢報いるくらいしてもいいと思うぞ。