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まさかこんな大事になるとは…。
小学1年生も間もなく終わりを迎え、何事もなく次の学年にあがるのかと思っていた矢先、我が家に一騒動がありました。
まさにアクシデント!
何事かというと、娘が左腕を骨折したというお話です。
なにぶん僕が学生時代に指を脱臼した経験こそあるものの、骨折の経験はなかったため、今回娘が骨折したときの備忘録がてら、加入していた学資保険の特約が助けになった話をしたいと思います。
突然の一報。娘が骨折したらしい
アクシデントとは予測不可能な出来事とはいえ、当たり前のように生活していると、普通でいるということがどれだけ幸運なことなのかっていうことが、よくわかる出来事でした。
時刻は午後4時を過ぎた頃、僕は新宿でウェブやら雑誌やらの編集の仕事をやったいるわけですが、その日はさほど忙しくなく定時で帰れそうだなと思っていた矢先、僕のスマホはこんな通知を受信しました。
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”03.png” name=”妻”] 娘が骨折した[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”01.png” name=”僕”] は?
[/speech_bubble]
何かの冗談だとは思ったものの、まさかねと思いつつ妻に電話をしてみることに。
するとどうやら本当らしい。状況を聞いてみたところ、どうやら公園で娘が友だちと遊んでいた最中に転んだことが原因で左腕を骨折したとのこと。
当時娘は友だちと遊びに公園へ、妻は息子らを連れ買い物へ行っていたらしく転倒時、左手に激痛が走った娘の様子に不安を覚えた友だちたちが、妻を呼びに我が家に走ったけれど妻が不在で近所の人に助けを求めたらしい。
そして別の友だちがその足で学校に報告しに行き(我が家は小学校までの距離が150m前後)、学校から妻への電話で事態が明るみになったとのこと。
最近の子どもはゆとってるなんて言われることが多かったように思いますがとんでもない。少なくとも今小さな子らはゆとりとは程遠い。小学1年生にしてしっかりしてますよ、ほんと。テキパキしてる。
報告を受けた妻はその足で公園まで直行したところ、娘の腕の様子のおかしさから近所の方々から救急車を呼んだ方がいいという助言を受けて人生初の119番を発信したんですって。
定時より早く。即座に退社→病院へ急行
ときにはクソ生意気なことを発言するものの、それでもやっぱり自分にとって娘は可愛いものです。
命に関わる可能性は非常に低いとはいえ、いざ救急車で病院に搬送されたという報告を受けると「まさか」となかなか信じることのできない思いからか、狼狽えてしまうものなのですね。お恥ずかしい。
娘可愛さがゆえ、会社を早退することを決意した僕は社長に経緯を説明すると、社長は早退の申し出を快諾してくれたこともあり、急いで病院へと向かうことになるのでした。
まさかの手術。救急搬送後って案外いいかげんなのね。
一報を聞き、会社を早退して病院へと向かう電車の中で改めて妻にメッセージを送って現状を確認してみたところ、以下のような流れとなっていました。
救急車で病院へ搬送→娘のレントゲン撮影から骨折が確定→神経が多く集まっている近辺の骨折のため手術が必要→術後は入院となる→飽き病室がないため他の病院へ移動ということに。
なぜそこに搬送した。
ちょうど自宅の最寄り駅に到着し、そこからすぐの予定だった病院へ向かう途中にこのように伝えられちょっと疲弊。
妻は子どもと共に紹介された病院へとタクシーで向かっている最中とのことで、救急搬送で受け入れた割にはそれ以降は自分で行ってくれって、案外病院っていうのはテキトーなんだなあとしみじみ。
そこで入院することがほぼほぼ確定的になったことを知り、妻子の迎えも必要となったこともあって、一旦自宅に戻り、入院グッズをとって車で移動先の病院へと向かうことにしました。
娘の状態が判明。その名も「上腕骨顆上骨折」
とにかくわからないことだらけ、入院となると何が必要になるんだろうと思いつつ、とりあえず用意したのが娘のパジャマと下着、そして歯ブラシコップとフェイスタオル。これだけあればなんとかなるのかなと思い、それだけもって病院へGO。
病院併設の駐車場に車を止めて、院内に入ると受付ロビーに妻と娘たちの姿がありました。
僕が病院へと到着したのとほぼ同じタイミングで医師の診察が行われることに。そこでこの骨折が上腕骨顆上骨折なるものであることを知りました。知りましたといっても骨折の種類なんてよくわからないんだけど。
後々調べてみると、子どもには多い骨折のタイプのようですが、娘の場合は割と重度の骨折とのこと。
…すごく痛そうです。
いや、まあ実際に痛いんだろうけど。
同意書って予想以上に多いのね。手術って大変
さて、医師の説明を妻が聞いている間に僕は再度レントゲンを撮るために娘の付き添いに。戻ってきた頃には翌日朝に手術を行うこと、それにともない当日から入院するための説明がなされていたようでした。
そこで僕が驚いたのは、手術するための同意書って思いのほか多いってこと。
- HIVに関する同意書
- 輸血に関する同意書
- 術後のリスクに関する同意書
など、サインをするものがたくさん。読むことすら大変そうと思いつつも、手術にリスクはつきものなんだなあと感じながら妻が同意書にサインをしているのを眺めていました。
入院への付き添いで一騒動。個室か、大部屋か、どっち?
手術こそ翌日となったわけですが、その日から入院する必要があります。そこで起きた一騒動。個室か大部屋かどっちにするのか問題。
性別の関係なのか、僕が付き添いで宿泊するのであれば個室オンリー、妻ならどちらでも可、さあ、どっちが付きそう?という無駄に究極の2択を迫られる我が家。
個室は安心だが高い、大部屋だと安いが赤ん坊は一緒だと不可。
あーでもないこーでもないと悩んだ結果、妻付き添いの上で大部屋を選択しました。理由はやはり値段的問題と、僕の仕事の問題。
最低でも3日の入院となるとやはり家計に余裕のない我が家としては先行き不安。そして翌日も平日だったがために、子が骨折したからと休むわけにもいかない。
こういうとき、僕のような仕事だと自宅で仕事ができるって言うのもそう決めることができたポイントかも。上の息子はある程度自分のことはできる、1番下はよく寝てる。ということで、赤子が授乳を必要としたときだけ病院近辺まで車を走らせて、周回しながら授乳を終えてそれぞれ配置に戻る。
…完璧。
必要なものは最低限だけでOK。リースもあったよ
必要なものは概ね僕がテキトーに見繕って持っていったものでOKでした。が骨折となると、ギブスになるわけで普段着ている洋服やパジャマだと腕を通せないんですよね。
というわけで入院中は病院の患者着っていうの?あれを借りて、タオルも1日100円で何枚でもリースできるってことだったからお願いすることにしました。
手術当日。計90分で滞りなく無事終了
入院初日はとにかく痛々しい感じ。とにかく腫れてはならないらしく、骨折した腕をつり上げて周囲を氷で冷やすというなんとも身動きがとりづらそうな娘は、退屈そうに天井を見上げて数分後には眠りについていました。
よほど疲れて眠かったのでしょう。眠りに落ちた娘をひとまず病室に残し、残りの家族とともに一旦帰宅して息子ズの世話をしつつ、再び付き添いに向かう妻を病院まで送り届けて帰宅。夜泣きするなとよと願いつつ夜を明かしたのでした。
手術当日の朝は早く、9時に病院まで迎って娘が手術室に入っていくのを見送りました。
トータル90分ほどという時間配分は、全身麻酔に約30分、手術執刀に約30分、麻酔から覚めるのに約30分というもの。
およそ時間通りに無事手術が終わったようでホッと一息したのでした。
術後に病室に戻ったものの、前日は痛みのせいか夜中に何度も起きたとのことで術後はよく寝ていました。そしてこの日は終日飲み食いできず。齢7歳にして飲み食いできずに丸1日を過ごすのはあまりにも暇すぎるということで、タブレットとイヤホンをセットにして、dTVで娘の好きなアニメや映画をダウンロードして持ってきて1日過ごしてもらいました。
だっていまだに病院のテレビが要テレビカードで、さらに冷蔵庫もテレビカードがセットされてないと使えないなんて前時代的なものだとは思わなかったんだもん。病院にもよるんでしょうが、なんだかなあと思ったポイント。
[blogcard url=”https://evolbq.com/value-saving/new-year-dtv”]学資保険が役に立つと知ってちょっとビックリした話
たいへん前置きが長くなってしまいましたが、僕は子どもらのためにと学資保険に加入しています。娘が小学1年生にあがったことや車を買い替えたということもあって、生活費の見直しを考えていたとき、学資保険の見直しも検討している最中でした。
僕は娘と息子に太陽生命の学資保険、わくわくポッケのしっかりプランを契約しています。
契約当時は20代、保険のことなんて全然わかっていない中で両親に進められるがままに契約したものであって、見直し前まではただなんとなく保険料を支払っている、そんな状態でした。
学資保険を見直してみてわかった「わくわくポッケ しっかりプラン」の中身
で、このわくわくポッケ・しっかりプランのポイントは何かというと、契約者(僕)に万が一のことがあった場合はそれ以降の保険料の払込は免除されること。育英年金が支払われること…ではなくて、こどもに何かあった場合の特約がついていたということ。
内容を確認してみると以下のようになっていました。
- こども保険障害特約
- こども保険災害入院特約
- こども保険疾病保障特約
- こども保険入院一時金特約
今回の事故で助けとなった部分は主に2〜4の内容でした。
2の内容は子どもが保険期間中に不慮の事故による障害で継続して2日以上入院した場合に保険金が給付されるよっていう内容。
3の内容では手術を受けたときに手術の種類に応じて保険金が給付されるよっていう内容。
4の内容は2日以上継続して入院となった場合に一時金が給付されるよっていう内容。
見直しをしたときは、もしかすると今後ケガすることもあるかもしれないからということで見直し候補から除外した学資保険の保障内容をまさかいきなり利用することになるとは思いもしませんでした。
これがこういった特約がないタイプの学資保険だったら色々とカバーするのが大変そう。というより高くても個室が使えたなあという感じ。子どもというのは予測不可能なもので、やっぱりいつケガするかは読めないんですよね。
実際に問い合わせてみたら見舞金の申請は可能という回答を得た
特約が付帯しているといっても、こんな申請自体が初めてだったためひとまず確認の意味も込めて、太陽生命の問い合わせセンターに電話で問い合わせてみることに。
オペレーターとの通話を開始して状況を説明して申請できるものなのかを確認してみたところ問題なく見舞金を受け取ることができるとの回答を得ました。
それから中2日ほどで申請用紙が送られてきて、今回の事故の経緯などの説明と医師による診断書を書いてもらうことで見舞金が振り込まれるという仕組みなのだとか。
娘ですらこんな感じでケガするのに、その下にさらに活発な息子が2人控えていて、これから大きくなってくると娘以上に怪我する可能性が高いため、学資保険は子どもに万が一のケガが起きた場合に、不測の出費をカバーできる保険の方がいいのかななんて実体験ながらそう思いました。
学費無償化の波は大きくなり、今後大学まで無償化する可能性
学資保険を検討するうえで、貯蓄型と保証型の2タイプが比較されることが多いですが、太陽生命のわくわくポッケってどちらにもなり得るタイプの学資保険なんですね。恥ずかしながら今更知りました。
保険の契約とかそういうの、なんとなくやってちゃダメですね、やっぱり。少しでも調べておかないとと反省しきりなわけですが、僕の場合はどちらかといえば保証型タイプなのかな。
で、貯蓄型への見直しを検討して結局そのままにするという選択をしたのにはもう1つの理由があります。それが今後大学までの学費は無償化されるのではないかという流れ。
可能性としては不透明すぎてどうなるかはわかりませんが、娘がストレートに進学していくと、大学受験まで10年ほどあります。世の流れとしては無償化とまではいかずとも、学費は安くなっていくのではないかと思っています。ただ僕がそう思っているだけで、実際には変わらないかもしれませんが…。
あとは自分が大学を出て感じたこととして、大学で学んだことってその道に進まなければあまり役に立つことってないなあと。僕らが今生きているこの時代より、娘たちが高校を卒業する頃にはもっと色んな選択肢ができているんじゃないかという気がして、そう躍起になって学費のために貯蓄しなきゃと思っていない節もあります。
経験しないと見えてこないことばかり。もし仮に大学に入学した後に辞めて別のことがしたいというならやらせてあげたい。いろんな失敗をして、考え、自分の道は自分で切り開く、そんな逞しい子どもになってほしいなあ。
退院後の娘は少しおとなしくなったかと思いきや、左手の骨折を忘れてしまってるんじゃあないかと心配になるほど元気に歩き回るので逆に心配になってます。
そしてやっぱり保険の見直しをするなら素人丸出しの自分たちだけで行うよりも第三者の目があった方が的確なアドバイスがもらえそうな気がします。
相談するならプロに、自分の好きな場所で相談できる保険相談サービスがおすすめ!
今回の教訓
僕は過去を振り返ることはあまりせず、先ばかりを見ていますが、今回家計における保険料の見直しという名目で目を通していた学資保険の特約が、こんな形で助けになるとは思ってもいませんでした。
振り返るとはまた違いますが、節目ごとに確認するということは重要かもしれません。
毎度前置きが長くなるなあ。もうちょっと短くまとめたいけど書きたいんだよなあ。ジレンマ。