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僕はどちらかといえば犬派だけど…。
#猫バンバンプロジェクト、知ってますか?
いつ、どこで見たかは忘れたけれど、応募しなくてはならないという謎の使命感に駆られた結果、僕は猫バンバンステッカーをその手にしたのであった。
いや、マジでいつ何を見て応募したのか記憶が曖昧ではありますが、とにかく#猫バンバンステッカーが届いたからには貼らねばならぬ、シエンタに。
#猫バンバンプロジェクトとは
ステッカーが云々言うても、「#猫バンバンプロジェクト」とは何ぞという人のほうが多分多いわけで。まずは#猫バンバンプロジェクトについて簡単に説明しておくことにしましょう。
#猫バンバンプロジェクトとは、日産が2015年から始めたプロジェクトのことで、端的にいえば猫と人が安心して暮らせる社会を目指すことを目的としたプロジェクトのこと。
ボンネットをバンバン叩くことで救える命がある
猫バンバンをそれぞれのフレーズにわけると、「猫」と「バンバン」にわけることができます。
で、「猫」というのはそのまま猫(=cat)で、「バンバン」というのがこのプロジェクトのキモとなる部分なのであります。
「バンバン」とはすなわち、ボンネットを軽くバンバン叩くことで、車に猫が入り込んでいるかどうかを確認しましょうという活動なのです。
#猫バンバンプロジェクトの調査の結果からして猫はけっこう車の近くにいる!
この記事の公開日より約1年前の16年2月22日に実施した全国一斉猫バンバン調査の結果、猫バンバンしたときに猫がいた割合は14%だったとのこと。
208人中30人ということで、この結果はあくまでも参考値ということではありますが、14%って約15台に1台はボンネットの中およびその周辺に猫がいたってことですからね。意外と多い気がします。
JAFも警告!寒くなると猫はけっこう車に入り込むらしいぞ!
朝晩涼しくなりましたネ。ネコがエンジンルームに入りたがる季節です。エンジンをかけた途端!パニクッてベルトなどの回転部分に巻き込まれてしまいます。近所にネコが多かったら乗る前にボンネットをパンパンしましょう!!
— JAF (@jaf_jp) 2013年10月31日
猫がエンジンルームに入り込んだことが起因するJAFへの出動要請も案外多いようです。
僕も過去の記憶を掘り起こしてみたところ、こんな経験があったことを思い出すことができました。
それは僕が幼少の頃、おそらく小学1-2年生の頃でしょうか。季節は多分秋頃の休日、実家の庭で遊んでいると子猫が1匹、父が当時乗っていたスカイラインの付近をうろちょろしているのを発見しました。
そのことに気づいた僕がこっそり近づいて撫でようと試みる前に、その子猫は何を思ったのかマフラーの穴にダイブ…していったかのように見えたのです。
急な出来事かつ、まさかそんなことがありえるのかと思った僕は、驚きつつも両親にそのことを伝えるべく大急ぎで自宅の中に戻っていったのでした。
親を連れて車まで戻って確認したところ、どこにも猫がいる気配はなく、そのときに父が車をバンバン叩いていたことを思い出したのでした。
そうか、猫バンバンってこういうことだったのかと今更ながら確認した次第です。
猫が入っていることに気づかず発進してしまうと…
もしも猫が人の目の届かない範囲、例えばタイヤの上やボンネットの中などに入り込んでいた場合、気づかず発進してしまうと猫も巻き込まれてしまう可能性が高いといえます。
JAFの車なんでも質問箱での回答もちょっと恐ろしい感じ。
それでも事故が起きてしまった場合、対処に困ったときは、JAFに依頼するか、ディーラーや修理工場などに連絡しましょう。猫を巻き込んだまま気づかずにしばらく乗り続け、エンジン音の異変や異臭によって気づくケースもあります。
もちろん、事故を防ぐための対策についても言及されていますが、こんな事故は起きないほうが猫にとっても僕らにとっても良いに決まっています。
というわけで、#猫バンバンプロジェクトはドライバーに周知されるべきプロジェクトなんじゃあないかと、そう思うわけです。
忘れた頃にやってきた「#猫バンバンステッカー」
#猫バンバンプロジェクトにおけるステッカープレゼントキャンペーンについて、何を見て応募したのかは忘れてしまいましたが、キャンペーンサイトからの応募であることは確かです。
応募したことすら完全に忘れてしまっていた昨年の12月某日、我が家にそのステッカーが送られてくることとなりました。
そしてシエンタの納車を待って、その背面にペタリと貼って後方ドライバーへこのプロジェクトの存在を周知することにしたのでした。
ちょっと見づらい?
これで良いかしら?
とまあ、はっきり言って走行中だとこのサイズのステッカーは正直見づらいかもしれませんが、信号停止中などに気づいてもらうことで、「あの猫のステッカーって何なんやろか?」と思ってもらうことからネット検索してもらえれば、自ずと答えが返ってくるのではないかと思います。
試しに検索してみた結果、「猫 タイヤ ステッカー」といったキーワードであれば何の問題もなく#猫バンバンプロジェクトに導かれるようです。
#猫バンバンステッカーの配布は終わってしまったけれど、データはまだ配布中だよ!
さて、TwitterやFacebook、InstagramといったSNSでフツフツとその認知度を高めつつある#猫バンバンプロジェクトではありますが、そうはいってもまだまだ草の根運動レベルであることに変わりありません。
残念ながらステッカーの配布も終了してしまい、再び配布の運びになるかどうかは日産のみが知るというところ。
あるかどうかもわからない再配布を待つより自作したい。そんな思いを持つアツき未来の#猫バンバンプロジェクトの一員になりたい人のために、日産は残してくれましたよ。自作用ダウンロードデータを。
[blogcard url=”http://www2.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/”]ロゴ、ステッカーデータ、ポスターデータの3つのデータがダウンロードできるようになっています。
ロゴ、ステッカーデータはIllastrator(ai)、PNG、JPEGの3種類のフォーマット形式に加えてスマホ用壁紙データが、ポスターデータはIllastrator(ai)、JPEGの2種類のフォーマット形式でそれぞれデータをダウンロードすることができます。
ダウンロードしたデータを手作りステッカーなどを使ってプリントすれば、簡単に自作できちゃいそうです。
ところでJAFって加入してる?
ところでロードサービスの日本自動車連盟、略称JAFについてご存知ですか?
最近じゃあ車を購入する際にあまり加入を勧められることもないのでしょうか。ふと僕がシエンタが納車される前までの3年ほど乗っていた中古車ザッツを購入したときのことを思い出しました。
中古車だったから勧められなかったのか、はたまた忘れられていたのかは今となっては定かではありません。
がしかし、僕の認識では万一の場合の任意保険、アクシデントが起きたときにすぐ呼ぶためのJAFって感じでイメージしていたのですが、今は時代が違うのでしょうか。
今回シエンタを購入した際、トヨタの営業担当さんに勧められたということや、過去のイメージもあってホイホイと加入したわけですが、妻にJAF加入は必要だったの?と言われたこともあり、自分の正当性を主張するためにも加入するべき理由というのを今更ながら調べてみたところ、知らないって損だなと思ったことが多々あったためここに公表したいと思います。
任意保険→車に、JAF→人に
ここらへんが車に興味がなかった僕の無知たるところ、任意保険とJAFの大きな違いはここにあると言っていいでしょう。
任意保険は基本的に車が加入するものですが、JAFの場合は人が加入するものであるということ。
任意保険でも特約なんかが付帯していれば、補償を受ける場合もありますが、内容をよく確認しておかなければ適用されないケースもあります。ここらへんは自分が加入している任意保険の内容をあらためて確認しておいた方が良さそうですね。
でも基本他人の車は万が一を考えて運転しないにこしたことはないでしょう。何かあったとき、責任を取れる財力でもあれば話は別ですが…。
例えばパンクやバッテリーが上がったといったトラブルの場合は?
車を運転していたら起こりうる最も身近な事例といえば、パンクやバッテリーあがりといったトラブルでしょう。任意保険のロードサービスで提供されているケースもありますが、よくよく見てみるとJAFと比較することで色々と違いが見えてきました。
[table id=13 /]僕の場合、事故や故障といったトラブルで車が動かなくなってしまったというようなケースで車のけん引が必要となった場合、任意保険のロードサービスの方がけん引距離的な部分で安心できます。
しかし、JAFに加入していない場合、あまりないとは思いますがバッテリーあがりやガス欠に見舞われた場合、このロードサービスは任意保険だと契約期間中に1回のみしか対応してくれません。(僕の場合)
もちろん、他人の車やレンタカーでそういった事態を起こしてしまうと任意保険のロードサービスは来てくれないと思うので、必然的にJAFに頼ることになります。
自分の車以外は乗らない同情しないという人なら加入する必要性はないでしょうが、そういった可能性がゼロでない限りはJAFに加入しておいたほうが、万が一を考えると安心できるかなと思います。
JAFに加入していると任意保険のロードサービス内容に違いがでる
まったく知らなかった事実ですが、僕が加入している任意保険の場合、ロードサービスを利用する際にJAF会員とJAF会員以外ではサービス内容が異なるんですって!
僕の場合だと、JAF会員の場合は任意保険のロードサービスの範囲を超える作業料金・部品代などが4000円までは無料で提供してくれるという点。
そういった事態が起きないに越したことはありませんが、それでもロードサービスを必要とする場合があります。作業料等で4000円以上必要になった場合、ある意味JAFのおかげで年会費分は得をしたと考えることもできるでしょう。
JAFに加入していると様々な優待が受けられる
優待って知らなくても損することはないけれど、得することはありません。そういう意味でこまめに賢くチェックしておくって重要だなあと思うわけです。
例えば使っている人がいるかどうか不明なところでもありますが、JAFの会員証を提示することでガソリンを各ガソリンスタンドの会員価格で給油できるなどの恩恵が受けられます。
スタンドによっては現金のみ対応というケースも見られますが、それでも知っている人だけが得できるサービスですね。
我が家の付近にはクレジットカードでも対応というところが発見できたので非常にありがたい!
他にも温泉施設や飲食店など探せば思いのほか数多くの優待施設があることに驚きます。
知る人ぞ知る特典というのは積極的に利用していきたいものですね。
今回の教訓
車に乗る前にボンネットを軽く音を立てるようにバンバンするだけで、車周辺に猫がいないかどうかを確認するのに役立ちます。
特に秋から冬、春先の寒い時期の車周辺は猫にとって思いのほか居心地が良い場所のよう。猫に人の都合など関係ないため、人間側が気を利かせてあげる必要があります。
不要な不幸を招かぬよう、この時期は意識して猫バンバン、気がけて行いたいですね。